屋根の雨漏りを修理業者に依頼する場合は、悪質な業者に引っかからないよう、十分に注意する必要があります。
高額な修理費を請求されたり、不安を煽られて屋根の葺き替えや壁の塗り変えまで勧められることがあるからです。
屋根が雨漏りした時の修理業者の選び方
雨漏りの修理業者は、次のようなことをポイントに選んでみてください。
家を建てた施工業者に依頼する
まずは、その家を建てた施工業者に事情を話してみましょう。
平成12年4月1日以降に契約した新築住宅の場合は、売主または、施工業者に主要構造部分の10年保証が義務付けられているため、雨漏り被害の責任を追及することができます。
また、保証期間以外であっても、その家の構造を熟知しているので、効率的な修理が期待できます。
しかし拙速な修理契約は避け、とりあえず見積もりを取り、十分に検討してから依頼しましょう。
親類縁者に修理業者を紹介してもらう
悪質な雨漏り修理業者に引っかからないようにするためには、親類縁者に紹介してもらうという方法もあります。
修理業者としては、紹介者の信頼を裏切るような行為はできにくく、また依頼者からすれば何らかのトラブルがあった場合、相談しやすいというメリットもあります。
ホームページをチェックする
実績のある修理業者の多くは、ホームページを開設しています。
どのような検査方法やどのような修理方法があるか、また実際に修理を依頼した「お客様の声」などがあれば丹念にチェックしてみましょう。
殆どの場合、インターネット上から無料で見積もりを依頼することができます。
複数の業者から見積もりを取る
一社だけから見積もりを取り、すぐに修理を依頼してしまうと、修理内容の割りに請求金額が高く、後で後悔するなんてこともあり得ます。
複数の業者から見積もりを取り、修理方法と修理代金を見比べて、よく検討してから依頼するようにしましょう。