蛍光灯が生産終了ってホント!今すぐLEDに交換しないとまずい?

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2023年現在、国内の主要家電メーカーが「蛍光灯器具」の生産を終了しているのは本当です。交換用の蛍光管はまだ購入できますが、徐々に品薄状態になって行くことが予想されます。

家の中の照明を今すぐLEDに交換する必要はありませんが、交換用の蛍光管が入手できなくなった時に慌てなくて済むように、少しずつでもLEDに変えて行きましょう。

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蛍光灯はなぜ生産終了になったのか

蛍光灯が生産終了になった背景には、2013年10月に締結された水銀汚染防止のための国際条約「水銀に関する水俣条約」と、2015年3月に「水銀による環境汚染の防止に関する法律」が閣議決定されたことによります。

これにより、水銀灯の生産や輸出入は規制されましたが、微量の水銀を含む蛍光灯については、規制基準以下となっているため、全く作れないわけではなく、使用自体が禁止されるというわけではありません。

しかし、環境保全の観点から多くの大手家電メーカーが自主規制を行い、「蛍光灯器具」については、生産を終了しています。

また、政府が示す「新成長戦略」における「エネルギー基本計画」では、省エネを推進する立場から、LEDなどの次世代照明の導入を2020年までにフロー(出荷)で100%、2030年までにストック(設置)で100%の達成を図ることを目標としています。

そのため、すぐに蛍光灯が無くなったり買えなくなったりするわけではありませんが、徐々に品薄状態になったり、価格が上がったりする可能性は考えられます。

 

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家庭の蛍光灯が切れたらどうしたらいい?

家庭用の蛍光灯が切れた場合、できるだけLEDに交換するようにしましょう。

LED照明器具やランプは蛍光灯に比べ多少高額ですが、消費電力が少ないことと寿命が約40,000時間もあるため、長い目で見れば経済的です。

家庭用の蛍光灯は、大きく分けると電球状の電球型蛍光灯、棒状の直管蛍光灯、円形状の丸型蛍光灯の3種類がありますが、電球型蛍光灯が切れた場合は、電球の部分のみを取り換えればいいだけなので、簡単にLED電球に交換することができます。

(ただし、シーリングライトに電球型蛍光灯が使われている場合は、電球だけの交換はできないものもあるので注意してください。)

LED電球は、ホームセンターや家電量販店、ネット通販でも数多くの種類が販売されているので、口金サイズ、ワット数、配光、色温度、形状、密閉形かどうかなどをよく確認してから購入し、交換するようにしましょう。

 

 

 

直管蛍光灯、丸型蛍光灯の交換は工事が必要になる事も・・・

シーリングなどに使用されている棒状の「直管蛍光灯」や円形状の「丸型蛍光灯」が切れた場合は、照明器具そのものをLED専用のものへと交換したほうが無難です。

天井の照明器具が「引っ掛けシーリング」で取り付けられている場合は、工事なしでカチッと外して新しい照明器具と交換することができます。

しかし、照明器具が天井と直接繋がっている場合は、安定器への配線をバイパスするなどの工事が必要になり、この工事は電気工事士の資格がないとできない事になっています。

昨今では、工事不要で交換できるLEDランプも各種販売されていますが、照明器具と適合しなかったり古い照明器具に取り付けた場合、故障の原因になったり、発煙や火災などが発生する懸念もあります。

そのため、「直管蛍光灯」や「丸型蛍光灯」が切れた場合、ランプのみをLEDに交換するよりは、照明器具ごと交換したほうが安心です。

蛍光灯照明器具からLED照明器具への交換で工事が必要になる場合は、電気工事店などに依頼するか、照明器具を購入した家電量販店などに取り付けを依頼しましょう。

交換費用の相場は、通常のタイプなら1箇所につき3,000円~20,000円程度となっています。

 

コンセントLED蛍光灯なら、工事不要で設置できる

「今すぐ電気工事はできない」「賃貸住宅なので勝手に工事を依頼できない」「電気工事はわずらわしい」という方におすすめなのが、コンセントLED蛍光灯です。

既存の蛍光灯器具とは別に好きな所にLED蛍光灯を設置し、コンセントから電源を供給するというもので、
連結用ケーブルや直結プラグを使って複数本を連結できるものもあります。

今までの蛍光灯器具にLEDランプのみを交換して取り付けるのは、ある程度のリスクが伴いますが、コンセントLED蛍光灯なら、近くにコンセントがあれば工事不要で簡単に設置できます。

アマゾンで取り扱い中のコンセントLED蛍光灯の一例です。

【ACコンセントに差込む電源コード付きで配線工事不要】LED蛍光灯専用トラフ器具20形 LED蛍光灯セット(1セット)

コンセントLED蛍光灯は、楽天市場やヤフーショッピングでも取り扱っています。

コンセントLED蛍光灯(楽天市場)

コンセントLED蛍光灯(ヤフーショッピング)

 

しばらくの間は蛍光灯を使用したいという方は

LEDには劣るものの、蛍光灯は白熱灯と比べれば消費電力は少なく、寿命も長いという特徴があります。

蛍光灯照明器具の生産は終了しましたが、交換用の蛍光管はまだ購入できる状況なので、しばらくの間は蛍光灯を使用したいという方は、いくつか購入してストックしておくのも一つの方法です。

ホームセンターや家電量販店に置いてない場合は、蛍光管の型番をメモしてネット通販で探してみてください。(メーカーは違っても同じ型番であれば、取り付けることが可能です。)

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