発泡スチロールで作られている納豆の容器(納豆パック)は、食べた後よく洗えばリサイクル可能な「資源ゴミ」として出すことができます。
ただし、地域によっては「焼却ゴミ」として出すよう決められているところもあるので、確認が必要です。
しっかりと洗えばリサイクル可能なプラゴミとして出せる
特有のネバネバが付着している納豆の容器は、基本的にしっかりと洗えばプラゴミ(リサイクルごみ)として出すことができます。
しかし、少しでもネバネバの汚れが残っていると、菌が繁殖したりプラが腐食して周りのプラにまで腐食が広がってしまう可能性があります。
また、多量の水で洗い流すことによって水質汚染や環境への負荷がかかってしまうなどの問題があるため、自治体によっては「焼却ゴミ」として出すよう決められています。
納豆の容器(納豆パック)の洗い方
納豆のネバネバは水溶性のため、空の納豆パックは温水で流し洗いをするか、少しの間水につけておいてから流水ですすぐだけできれいになります。
しっかりと洗った後、完全に乾かしてからプラゴミに出すようにしてください。
※洗剤をつけたスポンジで洗おうとすると、逆に粘りが出て落ちにくくなったり、スポンジそのものがネバネバしてしまうので注意してください。
自治体によっては禁止しているところもあるので注意!
スーパーの入り口付近に設置してある「リサイクル回収ボックス」では、納豆容器の回収は行っていないところが殆どです。
市区町村の自治体では分別によるごみ回収を行っていますが、納豆容器はプラゴミ(リサイクルごみ)として出せるところと出せないところがあります。
数年前まではリサイクル可能なプラゴミとして分類されていても、その後「焼却ゴミ」に変更になったところもあります。
日本では、プラゴミ焼却時に排出される熱を再利用する「サーマルリサイクル」という方法が広く行われているため、汚れの落ちないブラゴミを「焼却ゴミ」として出しても、無駄にはならないという実情もあります。
お住いの地域の分別方法を確認してみよう
納豆の容器(納豆パック)は、地域により回収方法が異なり、「資源ゴミ」として出せるところと、「焼却ゴミ」として出すよう決められているところがあります。
株式会社G-Placeが運営している「ごみサク」というサイトでは、全国の市区町村の分別方法を検索することができます。
お住いの地域の市区町村名とゴミの品目を検索窓に入れて、確認してみましょう。
>>ごみサク