きれいな文字が書ける人は、それだけで「素敵な人」に見えます。しかし、ちょっとしたコツを覚えて、そのコツを意識して文字を書くようにすれば、誰でも「きれいな文字が書ける人」になれます。
きれいな文字を書くには
日本語の文字を書く時は、次のようなことを意識して書いてみてください。
いつの間にか、きれいな文字が書けるようになります。
呼吸を整えてゆっくりと書く
どんなに字が上手な人でも、あわてて書くと殴り書きのようなきたない字になってしまいます。
それとは逆に、一本一本の線を呼吸を整え、心を込めてゆっくり書くようにすると、文字のバランスが取りやすくなり、きれいな字が書けるようになります。
横線はわずかに右上がりに引く
漢字やひらがな、カタカナなどの横線を引くときは、わずかに(6°ほど)右上がりに書くと文字全体がきれいに見えます。
何度か繰り返していると、意識しなくても右上がりの文字が書けるようになります。
縦線はまっすぐ下に引く
縦の線が傾いていると、それだけで不安定なきたない字に見えてしまいます。
特に漢字の縦線は、まっすぐ下に引くように書くと文字が安定してきれいに見えます。
線と線は平行に
縦線と縦線、横線と横線は平行になるように揃えると、美しい印象の文字になります。
ゆっくり書くことにより可能です。
ひらがなは漢字よりも小さめに
一般にひらがなは漢字より画数が少ないため、漢字と同じ大きさで書くとアンバランスになります。
ひらがなを漢字よりひとまわり小さく書くようにすると、文字全体のバランスが良くなってきれいに見えます。
中央を揃える
それぞれの文字の中心線がバラバラだと、落ち着きのない不安定な文字になります。
中心線を揃えるように書くと、安定感のあるきれいな文字になります。
間隔を揃える
「三」や「田」などを書く場合、空ける間隔が等しくなるように揃えると、美しい文字になります。
呼吸を整えて、ゆっくり書くことにより可能です。
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