使えなくなった電化製品や、家具類、寝具などの処分には本当に困りますね。
粗大ゴミの処分は、まずは売れないかどうか、再利用できないかどうかを検討し、次にできるだけ費用をかけずに処分することを考えましょう。
粗大ゴミの処分方法
粗大ゴミを処分する方法として、次のようなことが挙げられます。
リサイクルショップに売る
テレビやパソコン、ゲーム機、その他の電化製品や音響機器などは、正常に動作するものであればリサイクルショップに売ることができます。
場合によっては自転車や家具類も売ることができます。
近隣のリサイクルショップに自家用車で持ち込み、査定してもらいましょう。
型番が古いものや正常に動作しないもの、価値が見出せないものに関しては査定がつかないものもありますが、お金を払って処分するよりは安上がりです。
処分したいものが複数ある場合や自家用車がない場合は、自宅まで出張査定を依頼することもできます。
まずは、近くのリサイクルショップに問い合わせてみましょう。
オークションに出品する
自分では不要と思った物でも、世の中にはそれを必要とする人もいます。
まだ使えるものなら、オークションに出品してみましょう。意外な価格で売れることもあります。
梱包や発送に関してはヤマト運輸の「らくらく家財宅配便」を利用すれば、大きな物でも電話一本で引き取りに来てくれます。
らくらく家財宅配便は、ベッドやソファー、テレビなど、家具や家電を一つから輸送するサービスで、届け先では開梱・設置まで請け負ってくれます。
送料がかかりますが、オークションの場合、基本的に送料は落札者負担になっているので、出品者の負担は殆どありません。
知人に譲る
処分する前に、家族や知人、友人に声をかけてみましょう。
「欲しい」「使いたい」という人がいた場合は、安価で譲ってあげたり、送料負担のみで譲ってあげるという方法もあります。
この場合もヤマト運輸「らくらく家財宅急便」を利用すれば、電話一本で引き取りに来てくれます。
市町村に引き取りを依頼する
お住まいの自治体に電話などで依頼することにより、粗大ゴミを引き取ってもらうことができます。
手続きや引取り費用は自治体により異なりますが、多くはごみ処理券(シールなど)を購入してそれを貼り、指定日に自宅の前に出しておくと収集車が引き取りに来るという方法で行っています。
また、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコンのモニターなどは、家電リサイクル法により、販売店が引き取ることになっているため、市町村では収集しないようです。
不明な点は、各自治体に問い合わせてみてください。
なお、最近は多くの自治体がホームページを開設しており、そこからオンラインで粗大ゴミ収集の申し込みができるようになっています。
販売店に依頼する
電化製品のうち、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコンのモニターなどは、家電リサイクル法により、販売店が引き取り、家電メーカーがリサイクルする仕組みになっています。
買い替えの場合は新品を購入する販売店に引取りを依頼してください。多くの場合、新品の配達時に不用品を引き取ってもらうという形になりますが、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
販売店や家電回収協力店に直接持ち込むこともできますが、この場合はリサイクル料金のみがかかります。
電化製品の中でも、家電リサイクル法の対象品以外は、通常の粗大ゴミと同じ扱いになります。
自治体のゴミ処分場に持ち込む
自家用車や軽トラックなどで、自治体のゴミ処分場へ持ち込むこともできます。
持ち込みに対応している処分場や処分料金については、各自治体により異なるので、詳細はお住まいの自治体に問い合わせてみてください。
廃棄物処理業者に依頼する
粗大ゴミの処理を廃棄物処理業者に依頼することもできます。
多くの場合、料金は高額になりますが、危険物など、一般人には廃棄方法がわからないものや、他の方法で処理ができなかったものでも、廃棄物処理業者に依頼すれば、あっさりと解決します。
お住まいの地域の廃棄物処理業者を探すには、、電話帳やインターネットで検索をしてみましょう。
何件かをピックアップし、その中からなるべく料金体系も良心的で知名度のあるところを選びましょう。
※最近、「粗大ごみ回収サービス(不用品回収サービス)」を巡る料金トラブルが急増しています。
できる限り自治体が許可を出している一般廃棄物処理業者を利用し、作業前には料金をしっかり確認してから依頼するようにしましょう。