清潔であるべきはずのキッチンは、カビの繁殖にとっては絶好の場所になっているため、常日頃からカビの予防対策をする必要があります。
キッチンのカビを予防するには、ともかく風通しを良くし、色々なものを濡れたままにしておかないことが先決です。
キッチンのカビ発生を予防する方法
キッチンのカビ対策として、次のような方法があります。
キッチン用品をこまめに洗って乾燥させる
キッチンにあるまな板や水切りカゴ、その他の調理器具などは、こまめに洗って乾燥させておくことがカビ予防になります。
シンク周りやガス台の周辺も油や水が飛び散ったところをきれいにふき取り、乾燥させておきましょう。
お湯をかける
安全で手軽にできるカビ予防法が、お湯をかける方法です。
沸騰させるほどの熱湯でなくても、60度くらいのお湯でカビと細菌の両方を退治することができます。
この方法は、あまり洗剤を使いたくないまな板や包丁のほか、排水口や三角コーナーなどのカビ予防におすすめです。
酢を使用する
酢には殺菌作用や抗菌作用があるため、酢で濡らしたふきんでシンク周りを拭いておくだけでカビ予防になります。
冷蔵庫の中などは、キッチンペーパーを酢で濡らし、サッと拭いておくだけでもカビの発生を抑えることができます。
重曹を使用する
重曹を水で溶かし、スプレー容器に入れていつでも使用できるようにしておきます。
カビが発生しそうな場所にスプレーしておくことにより、カビの予防をすることができます。
キッチン用アルコールを使用する
市販のキッチン用アルコールをカビが発生しそうな場所にスプレーしておくことにより、カビを予防することができます。
すでにカビが発生している場所には、消毒用アルコールを使用すると効果的です。(キッチン用アルコールは、消毒用アルコールに比べてエタノール濃度が低めになっています。)
カビ防止スプレーを使用する
天然成分で作られたカビ防止スプレーが、いくつか開発されています。
バイオ(微生物)の力を利用したものや、穀物エキスから作られたもの、植物抽出エキスを使用したものなどがありますが、有害な化学薬品が使われていないものならば、キッチンにも安心して使用できます。
【おすすめのカビ防止スプレー】
「お豆の力」は、大豆を中心に米・麦など穀物エキスを主成分とした安全・安心な抗菌・消臭剤です。
スプレーすることにより、食中毒の原因になる細菌の繁殖や、カビの発生を防ぐほか、消臭効果もあります。