夜泣きは、生後2~3ヶ月から1歳半ぐらいの赤ちゃんに多く見られますが、いったん泣き出すとなかなか止まらないため、赤ちゃんはもちろん、お母さんやお父さん、その他の家族にとってもつらいものがあります。
夜泣きは、成長するにつれて自然に治まって来ますが、赤ちゃんと両親、家族の睡眠不足を防ぐためにも、何とか早めに止めたいですね。
赤ちゃんの夜泣きを止めるには?
赤ちゃんの夜泣きを止めるために、次のようなことを参考に対策をとってみてください。
抱っこして背中をさする
赤ちゃんが泣き始めたら、抱っこして背中をさすってやると安心して泣き止むことがあります。
昼間に刺激的なことがあったり、何か不安なことがあって泣いている場合に効果的です。
飲み物を与える
おっぱいやミルク、白湯などを飲ませると、だんだん泣き止んでくることがあります。
おなかがすいていたり、のどが乾いていることが原因で夜泣きをすることがありますが、その場合の対策として有効です。
おしゃぶりをくわえさせる
ちょっと強引ですが、泣き始めたらおしゃぶりをくわえさせると泣き止むことがあります。
赤ちゃんは、口に何か入っていると安心する傾向があるからです。しかし、この方法はおしゃぶりの嫌いな赤ちゃんには効果はありません。
音楽を聞かせる
静かな音楽や、オルゴールの音などを聞かせると泣き止むことがあります。
赤ちゃんは音というものに非常に敏感で、泣くことよりも音のほうに注意を向けさせることができるからです。
もちろん、お母さんの子守唄もおすすめです。
おんぶして歩いてくる
色々とためしても泣き止まない場合、おんぶして家の周りなどを歩いてくると、いつの間にか泣き止んで眠ってしまうことがあります。
また、車に乗せて周辺をドライブして来るという方法もあります。
夜泣きの原因は、はっきりとはわかっていませんが、いずれ治まることは確かです。
あまりに激しく泣くと心配になりますが、赤ちゃんの成長の一過程と考え、気を楽に持ちましょう。
赤ちゃんにより多少の差はありますが、多くは2歳前後には夜泣きが止んで、ぐっすりと眠るようになります。
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