一生懸命、手入れしているにもかかわらず、ぬか漬けが酸っぱくなってしまうことがあります。
ぬか漬けが酸っぱくなってしまう原因は、乳酸菌が増えすぎて過剰発酵してしまうことによります。
酸っぱくなってしまったぬか床の再生方法
酸っぱくなってしまったぬか床は、捨てずに次のような方法で再生させてみましょう。
卵の殻を入れる
卵1個の殻の薄い皮の部分を取り除き、乾燥させたものを砕いてぬかの中に入れ、かき混ぜてみてください。
卵の殻のカルシウムが、酸っぱさの元になっている酸を中和させ酸味を抑えます。
カラシを入れる
大さじ1杯の粉末カラシまたは練りカラシを入れて混ぜます。
カラシには、菌の繁殖を抑える働きがあるため、乳酸菌の過剰発酵を抑えることができます。
塩を足す
塩を足すことにより、乳酸菌の過剰発酵を抑えることができるので、酸っぱさを軽減することができます。
涼しい場所に移動する
ぬか漬けの保存場所が暖か過ぎると、乳酸菌の過剰発酵が進みます。
ぬか床の乳酸菌の適温は20~25度ですが、これ以上暖かいようなら、涼しい場所に移動しましょう。
また、冷蔵庫で3日くらい休ませるのも効果的です。
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