砂糖を固まらせないように長期保存する方法

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コーヒー・紅茶に入れたり、料理に使ったりと、砂糖は暮らしに欠かせない調味料ですが、ちょっと油断するとカチカチに固まってしまい、使いづらくなってしまう時があります。

砂糖は長期保存可能ですが、固まらせないようにするには、ちょっとしたコツがあります。

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砂糖には賞味期限がない!

スーパーやコンビニで買った砂糖の賞味期限を確認してみてください。
袋やケースなど、どこを見ても記載がありません。

実は砂糖は腐ったり傷んだりといった品質の劣化が殆どないため、法的に賞味期限または消費期限の表示はしなくても良いことになっています。

品質が安定していて、長期保存が可能な貴重な調味料と言えますが、保存状態によってはカチカチに固まってしまったり、時には虫がついてしまうこともあります。

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砂糖が固まる原因

砂糖を使おうとした時に容器の中で固まりになっていたり、時には袋ごとカチカチになっていてとても使いづらいことがあります。

砂糖が固まる原因は、湿気と乾燥です。

湿度の高いところに置くと、砂糖は湿気を吸って表面の結晶が溶けますが、その後乾燥すると水分が抜け、粒同士がくっついて固まった状態になります。

この湿気と乾燥を繰り返すと、砂糖のカチカチの固まりはさらに大きくなって行きます。

砂糖をサラサラのまま長期保存する方法

砂糖を固まらせずに長期保存するには、次のような方法がおすすめです。

湿気のない冷暗所で保存する

砂糖の保存場所として最適なのは、湿気のない冷暗所です。

湿気と乾燥を繰り返すと、砂糖はカチカチに固まる性質があるため、すぐに使わない場合は袋を開けずに冷暗所に保存しておきましょう。

床下収納庫や食器棚など、直射日光が当たらず暗いところがおすすめですが、キッチンのシンク下などは湿気があるため避けたほうが無難です。

密閉できる容器に入れる

砂糖を長期保存する場合は、開封・未開封問わずタッパーなどの密閉できる容器に入れておきましょう。

スーパーなどで売られている砂糖のビニール袋には、出荷時に余分な空気を抜くための小さな穴が開いています。

目には見えないほどの微細な穴ですが、わずかに砂糖のにおいが漏れるため、アリやダニなどの虫が寄ってくる可能性があるほか、外部の湿気の影響も受けやすくなっています。

そのため、未開封の砂糖であっても密閉できる容器に入れておくのが安心です。

冷蔵庫に入れず、常温で保存する

砂糖はもともと品質が劣化しにくく、常温でも長期保存が可能な調味料なので、冷蔵庫に入れる必要はありません。

冷蔵庫の中で冷えた状態から常温の室内に取り出すと、温度差から結露が発生し、その水分を砂糖が集めてしまいます。

そのまま乾燥すると、砂糖が固まる原因になりますが、再び冷蔵庫に入れたり出したりすることにより、さらにカチカチに固まってしまいます。

ガス台や電化製品の近くに置かない

ガス台の近くは、調理中の熱が伝わったり、蒸気で湿気が出たりするため、砂糖が固まりやすく保存に良い環境と言えません。

また、炊飯器や電子レンジ、冷蔵庫などの近くも放熱作用により砂糖が溶けたり乾燥したりするため、カチカチに固まる可能性があります。

砂糖を長期保存する場合は、温度変化がない場所を選ぶようにしましょう。

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