買い物中に地震が発生したら

スーパーマーケットやデパートで、買い物中に大地震が発生することもあります。そんな時は、次のような事をヒントに命の安全を確保してください。

 

解決のヒント(1)

ガラスや陳列棚から離れる

スーパーマーケットやデパートで大きな揺れが発生すると、まず最初に陳列棚の商品が落ちてきたり、ガラスが破損して飛び散ったり、陳列棚そのものが倒れてきたり移動して来ます。書店では、棚から落ちてくる本が凶器になることさえあります。最初の揺れが来た時点でそのような場所からすばやく離れ、広い通路か、または出口か入り口が近くなら外に出ます。買い物途中のかごやカートは、そのまま放置してかまいません。

 

解決のヒント(2)

頭部を守る

すぐに外に出られない場所にいる場合や、移動する余裕がない場合は頭部を守ることを最優先します。周りから色々なものが倒れてきたり、時には天井が落下してくることがあります。そんな時、頭部を直撃されれば致命傷になってしまいます。バッグや上着など、手持ちのものがあればそれで頭部を守りましょう。また、近くに空の買い物かごやバケツなどがあれば、何でも良いので頭にかぶり頭部を保護します。

 

解決のヒント(3)

カートの下にもぐる

カートで買い物をしている場合は、両膝を床につけ、上半身をカートの下に入れることにより、倒れてくるものや落ちてくるものから身を守ることができます。その際、カートが大きな揺れで動かないように脚の部分をしっかりと握る必要があります。小さな子供がいる場合はカートの下に押し込み、自分は上半身だけでもカートの下に入れるようにします。

 

解決のヒント(4)

店員の指示に従う

スーパーマーケットやデパートでは、大きな地震やその他の災害が発生した場合、店員がお客様を安全な場所に誘導することになっています。店員の指示があれば、その指示に従って行動しましょう。

ただし、すぐに指示がない場合もあり、何もせずに指示を待っているだけでは自分の身を守ることはできません。突然大きな揺れが来たら、自己判断で頭部を守り、危険な場所から離れましょう。

 

解決のヒント(5)

パニックにならない

多くの人が集まっている場所で何らかの災害が起こった場合、パニックになると収集がつかなくなり、被害が大きくなりがちです。特に一斉に出口に殺到したり、階段の崩落に気づかずに駆け降りたり、また一緒にいた子供とはぐれてしまったりと、冷静な判断ができなくなります。

地震の揺れは長くても1分以内にはおさまり、またどこかで火災が発生しても燃え広がるまでは時間があるので、落ち着いて行動すれば十分に避難することができます。

 

解決のヒント(6)

非常口から避難する

スーパーマーケットやデパートでは、必ず出口の反対側に何箇所かの非常口が設けられています。店員の誘導かまたは自分の判断で非常口から避難することも頭に入れておきましょう。

非常口には、必ず表示がついているので、普段から非常口の場所を確認しておくといざという時に落ち着いた行動をとることができます。

 

震災対策ポケットマニュアル―これだけは知っておきたい地震への備え