ぬか漬けを作っていて困るのが、何度か漬けているうちに、野菜から出た水分でぬか床が水っぽくなってしまうことです。
このままにしておくと、漬物の風味が落ち、カビなども生えやすくなってしまいます。
ぬか床の水分を取る方法
水っぽくなってしまったぬか床の水分を取るには、次のような方法があるので、参考にしてみてください。
キッチンペーパーで取る
少しだけ水っぽい程度なら、ぬか床の表面にキッチンペーパーを2~3枚重ねたものを押し当てて水分を吸い取ります。
スポンジで吸い取る
専用のスポンジをぬか床の表面に押し当てて水分を吸い取ります。
この場合、スポンジは汚れのない清潔なものを使ってください。
乾物を入れる
干しシイタケや昆布、切り干し大根、乾燥した豆類などをぬか床に入れます。
このような乾物は、水分を吸ってくれると同時にぬか床の味を良くしてくれます。水分を吸って柔らかくなった乾物は、煮物などに利用することができます。
マヨネーズかケチャップ等の容器を入れておく
空になったマヨネーズかケチャップ等の容器を良く洗って乾燥させ、底のほうをハサミでカットします。
容器の口の部分を下にして、ぬか床の中央部に入れておくと、そこに水が溜まってきます。
空になったペットボトルなども同じような方法で利用できます。
おたまで取る
ぬか床の中央部に小さめのザルを入れておくと、そこに水が溜まってくるので、おたまなどですくって水を取ります。
水抜きをさしておく
ぬか漬け専用の水抜きをぬか床に入れておき、水が溜まったら捨てるようにすると簡単にぬか床の水分を取ることができます。
ぬか漬け用の水抜きは、ネット通販で購入することもできます。
足しぬかをする
ぬか漬けを作る時に出て来る水分には、野菜の栄養分やうまみが入っています。
容器に余裕があれば、水分は取らずに新しいぬかと塩を足してぬか床を調整するのもひとつの方法です。
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