猫はなぜ爪とぎをするのか?爪とぎを防ぐ方法は?

猫を飼っていて困るのは、壁や柱や家具などで爪とぎをしてしまう事。

猫はなぜ爪とぎをするのか、その理由はいくつかありますが、無理にやめさせるよりは爪とぎを防ぐ方法を試してみましょう。

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猫が爪とぎをする理由

猫の爪は前足に5本、後足に4本ずつあります。爪とぎをするのは前足の爪ですが、それには次のような理由があります。

鋭い爪を維持するため

猫はもともと狩猟動物なので、鋭い爪で獲物を捕らえたり敵から自分の身を守ろうとする習性があります。

猫の爪は内側と外側の二層構造になっていますが、鋭い爪を維持するためには、外側の古い爪をはがし、内側の爪を出しておく必要があります。

そのような理由から、定期的に爪とぎをすることによって一番上の古い爪をはがしていると考えられています。

また、後足の古くなった爪は、爪とぎではなく歯で咬んではがしています。

マーキング(ニオイ付け)

猫の肉球の間には強いニオイを放つ「臭腺」というものがありますが、さまざまな場所で爪とぎをすると同時に足の裏のニオイをつけて、自分の縄張りであるという印を付けます。

これを「マーキング」と言っていますが、柱や壁などは、背伸びをしてできるだけ高い場所にニオイを付け、自分が強い猫であることをアピールします。

ストレス解消や気分転換

来客があって緊張した時や、飼い主に叱られた時など、猫はストレスを感じやすくなっています。

そして、ストレスが溜まると爪とぎをして解消しようとします。

また、緊張しているときに、落ち着こうとして爪とぎをすることもあります。

自己アピール

飼い主のすぐ近くで、バリバリバリと爪とぎを始めた場合、関心を引くための自己アピールの可能性があります。

猫は、かまって欲しい時や遊んで欲しい時、おなかが空いている時なども、飼い主の注意を惹くために爪とぎをすることがあります。

猫の爪とぎを防ぐ方法・爪とぎ対策

猫の爪とぎは、動物が本来持っている習性なので、無理にやめさせる必要はありません。

ただし、何もしなければ家の中や家具などが傷ついてボロボロになってしまうので、次のような対策を取ってみましょう。

爪とぎをされたくない場所を保護しておく

猫は、爪とぎをしたい場所があれば、どんな所でもおかまいなしに爪とぎをします。

そのため、爪とぎをされると困る場所は、人間が判断して保護しておく必要があります。

一般に猫は爪が刺さらないくらい硬いものや、表面がツルツルしているところでは爪をとがないので、爪とぎをされたくない場所は、そのような素材でカバーしておくと保護することができます。

また、現在はさまざまな爪とぎ防止グッズが販売されており、100円ショップやネット通販でも購入することができます。

壁や柱を保護するシートや、猫がいやがるニオイをつけておく爪とぎ防止スプレーのほか、猫の爪につけるカラフルな爪カバーなどがあります。

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爪とぎのしつけをする

子猫は、生後2ヶ月くらいから爪とぎを始めます。
爪とぎを始めたら、よく観察して猫の好む場所、好む素材などを把握します。

その後、猫に爪とぎをして欲しい場所を一箇所に決めます。
他の場所で爪とぎを始めたら、すかさず決めておいた場所に連れて行きます。

その場所で爪とぎを終えたら撫でてあげたり、おやつを少しあげるようにします。これを繰り返すことにより、同じ場所で爪とぎをするようになれば、しつけは成功です。

しつけのタイミングを逃してしまった成猫の場合は難しいかもしれませんが、同じ方法で根気良く教えることにより成功することもあります。

こまめに爪切りをする

猫の爪切りをしても爪とぎをやめさせる事はできませんが、壁や柱、家具などが傷だらけになる被害を最小限にとどめる事ができます。

猫の爪は肉球を押すと出てくるので、猫専用の爪切りを使用して丁寧に切ってあげてください。

一般に前足の爪は2週間、後足の爪は3週間くらいで元の長さに伸びて来ますが、猫の健康状態をチェックしながらこまめに爪を切ってあげるようにしましょう。

猫の爪切りは、ネット通販でも色々なものが販売されています。

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爪とぎ器を設置する

猫のお気に入りの爪とぎ器を設置するのも、爪とぎを防ぐ方法として有効です。

爪とぎ器には、ダンボール製、カーペット製、木製、麻縄製など、さまざまなものがありますが、猫が気に入らないものでは、意味がありません。

猫は爪とぎをする場所や素材などに、とてもこだわりを持っているからです。

また、柱や壁でのびをするように垂直に爪とぎをする猫がいれば、畳やカーペットなどで水平に爪とぎをする猫、気が向けば垂直も水平もどちらもする猫もいます。

爪とぎ器を設置する場合は、できるだけ猫が好む素材や形状のものを選び、猫が使いたくなる場所を選んで置くようにしましょう。

爪とぎ器は、ホームセンターやネット通販でも購入することができますが、100円ショップなどで材料を揃え、手作りするのもおすすめです。

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帰宅すると猫が爪とぎをする。その時の猫の気持ちは?

飼い主が帰宅すると、必ずといっていいほど爪とぎを始める猫がいます。
時には、何か言いたそうに飼い主の顔を見ながら爪とぎをするという猫も少なくありません。

古い爪をはがしているわけでも、マーキングをしているわけでもなさそうなので、「こんな時の猫の気持ちはどうなんだろう?」とわからなくなりますが、これは一種の愛情表現と言われています。

家でじっと待っていてストレスがたまっているところに、飼い主が帰って来たときの嬉しさや感情の高まりを、爪とぎという行動で表現したり、興奮を鎮めようとします。

また、飼い主の顔を見ながら爪とぎをする場合は、自己アピールまたは「遊んで欲しい」という気持ちのサインと言えるので、思いっきりかまってあげましょう。

 

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